アカツキのロマサガRSの取り分を決算資料から計算してみた。
1月31日にアカツキの第3Q決算発表がありました。
新規IPが来期に後ずれしたことに加え、サプライズ的なものがなかったので株価は急落してしまいましたが、売上64億、営業利益30億で決算の中身としては非常に良かったです。
10月、11月の売上が伸びていない状況下で12月のドラゴンボール超の映画連動のガシャやロマンシングサガ リユニバースの投入などがあり、12月が単月売上高最高を更新したということでYoYでは伸びました。
QoQは単に第2Qが良すぎただけで実動ユーザー数で言えば12月から2月の4周年にかけて最高の伸びとなっていると思われ、売上も凄まじいこととなっているでしょう。
さて、ドッカンバトルは第3Qから第4Qにかけて足元非常に好調というわけではありますが、事業貢献度という意味でドッカンバトル並に貢献したロマンシングサガ リユニバース。
実際どの程度売上に寄与したのか、考えてみることにしました。
今期のロマサガ以外の売上を推測
GAMEiさんの売上情報から見ると10月、11月は第1Q以上に売上が伸びなかった時期でした。
反対に12月はゴクウブラックの過去最高に超かっこいい演出とゴジータブルー、ブロリーのWドッカンフェスにより物凄い収益になったものと推測しています。また12月は激戦区でそこで1位を何度もとっているので通常月に比べて1.2倍マシで考えています。
海外は第1Q並みとこちらも第2Qと比べると低調でした。
※海外事業
その他のアプリ(テニプリ、エムステ、ハチナイ)なども軒並み第1Q並みかやや減収でした。
それらの情報から推測するに前期の第3Qはロマサガ以外の45億から50億程度であったと推測しています。(第1Q並みかやや上程度)
ロマサガRSの取り分
では、ロマサガはどの程度収益貢献があったのかといったところです。
GAMEiさんの売上情報によると12月のロマサガリユニバースは30.9億ということです。しかし、12月は全体的に売上が高くなりやすいということもあり、ドッカンバトル同様1.2倍程度の売上があったものと推測しています。このため、35億から40億程度売上があったものと推測。
ロマサガ以外の収益などから逆算して導き出される答えとしてはアカツキへのキックバックは35%から40%程度ではないかと考えています。
タイトルバックにスクエニ✖︎アカツキとあるのでドッカンバトルなどに比べて取り分も相応であろうと考えています。
プラットフォーム手数料を差し引いてからの算出であれば、スクエニとほとんど同じぐらいの取り分となっているのではないかとも考えられます。
20%から多くて30%程度かと踏んでいたため、想定以上です。
もちろん私の勝手に計算した結果の妄想なので可能性の域を出ません。またスクエニはFFなどのタイトルでは開発側の取り分が少ないとの噂もあるため、ロマサガは例外となるのかはたまたそうではないのかはわかりません。
しかし、アカツキの決算資料にもある通り、リリース1か月にも満たないにもかかわらず大きな収益貢献となった、ということで相応の対価を受け取ることができていると想像できます。
ロマサガRSもロックブーケの実装やバレンタインイベントで足元好調が続いています。その好調を続けながら、アプリとしての成長も期待したいところです。ギルド実装楽しみにしてます。
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