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okバブリーな銘柄を探す ガンホー編

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バブリーダンスが流行語大賞になったり、仮想通貨がバブリーな狂乱を見せたりと、バブリーな世界がここ数ヶ月の間にクローズアップされることが多いなぁと感じています。

私はバブル崩壊後の世代ではあるものの、なんとなく微かに残るバブルの匂いを感じながらも日本の未来は暗いと言われ続けながら育って来た世代です。

日本全体で巻き起こるようなバブルというのはさすがにもう見ることができないと思いますが、個別の市場や銘柄だったらバブルを起こして来たモノがあるんじゃないか、今後のバブルを見つける上でのヒントになるのではないかと思い、調べて勉強しようと思いました。

最初に何がふさわしいかを考えてみたんですが、何度もバブリーな世界を見てきた銘柄がないかを探しました。

日本の若年層であれば誰しもが知るであろうパズドラでおなじみの「ガンホー」です。

二度のバブル相場を経験した銘柄

2005年の3月にガンホーが上場しました。

この時のガンホーといえばネトゲー界では結構有名でラグナロクオンラインというゲームの運営をしていました。

かくいう私も学生の頃遊んでましたね。ポンコツPCとADSL繋いでやったなぁー。癌呆とか言われてましたね。

このガンホーなんですが公募価格120万円で、420万円の初値を付けています。

この初値だけでも超すごいんですが、翌月にはなんと高値2310万円まで行きます。

たった1ヶ月でテンバガー達成したわけですから、ちょっと前の仮想通貨並みのバブリーな銘柄です。

バブルは長く続かない。

しかしその後、急落。

ライブドアショックやらなんやらがあって、新興株全体が低迷し続けますが、ガンホーも例外ではなく、8年もの間株価は地盤沈下したかのごとく眠り続けていました。

パズドラの登場

つぎの転機になるのが2012年にリリースしたパズル&ドラゴンが大ヒットします。

リリース当初は株式市場での評価はイマイチだったようですが、パズドラの好調さと業績が伸びていくにつれ、株価も上昇していきます。

これがリリース当初の株価です。(分割後の株価表示です)

何度かの株式分割、100分割をしたことで一気にバブルの道を駆け抜けていきます。

こんなんになるわけです。

2012年2月には169,300円でしたが、2013年5月14日に年初来高値の163万3000円(分割前価格で1363万円だったそう)をつけます。テンバガーならぬワンハンドレッドバガーです。

チャートを見てもらうと分かる通り、その後暴落を続け、今の値段に落ち着いていきます。

バブルの理由

バブルを二回経験する銘柄というのは珍しいと思いますが、どちらのバブルにも理由はしっかりあります。

それはゲームがしっかり売れ、確かな利益を誇っていたということです。

パズドラに関していえば、タッチパネルをうまく利用したゲームで、当時はiOSのゲームといえば有象無象のよくわからんゲームが隆盛していたなか、非常にしっかりとしたゲーム作りをしていたと思います。

これが長期に渡る利益につながっていて、今も減収減益が続いているとはいえ、パズドラ運営から6年間、高収益体制が崩れていないという点は大きく評価できると思っています。

高収益かつ財務基盤が全くブレてない以上、次世代型のVRやAR、MRなどの先駆的なポジションを作り得る可能性はありますね。ガンホーが3度目のバブル相場を演じるとしたら、時間軸で見れば2021年から2022年ぐらいでしょうか。楽しみです。

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