株式運用

2019年は亥固まる相場?干支アノマリーを見る。

Pocket

2019年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

去年に引き続き、今年も干支に関する記事を書いてみることにします。

亥固まる相場

2019年はイノシシ年ということで、干支のアノマリーで行くと横ばい相場になります。

と言いたいところですが、過去の日経平均の値動きを見てみるとそうでもなかったりします。

1950年からの日経平均株価の統計を見てみると、まず1959年の年間騰落率は30%、1979年は35%、1983年は23%、1995年は1%、2007年は-12%となっていています。
平均騰落率で見ると約16%ということでそれほど悪くない干支の年とも言えます。

まぁ1990年代以降はあまり成績は良くはないですし、2007年はリーマンショックの前夜となるサブプライムローン問題が起きた時期でもあったため、全部が好調と言える年ではありませんが。

2018年の戌笑う相場にしてもそうですが、格言と実際の相場を当てはめると「格言ってほんとか?」と思えてきます。

戌亥の借金、辰巳で返せ

株の格言ではなく商売の格言ですが、「戌亥の借金、辰巳で返せ」なんてのもあります。

これは「戌亥」の年に借金をして商いをし、4年後の「辰巳」の繁盛期に返済すると商売うまく行くよという格言です。

例えば、1982年の7681円からスタートして辰巳天井の最後の年38915円で格言通りに売り抜けたら約5倍になっていたわけです。なんとも夢のある話ですね。

ですが、次の1994年から2001年にかけては17417円スタートの10542円となってぼろ負けになります。

アノマリーは当てはまる時もあれば当てはまらない時もある、という身もふたもない結果になってしまいました。何ともはや。所詮はアノマリーなので、そこまで深く考える必要はないのかもしれませんけどね。

去年の振り返りの記事にも少し書きましたが、私個人としては2019年は世界経済が堅調に推移し、相場も緩やかに上がっていくと踏んでいますが、どう相場が転がっていくのか見ものですね。

にほんブログ村 株ブログ 成長株へ
にほんブログ村