ビットコインが10ヶ月ぶりに90万円代に!仮想通貨バブル再び?
仮想通貨の筆頭であるビットコインが10ヶ月ぶりに8000ドル(日本円で90万円)を超え、ちょっとした活況となっています。アルトコインもビットコインにつられ、大幅上昇しています。
米中貿易摩擦の影響により、株式市場の不安定さが増す中で行き場を失った投資マネーがビットコインをはじめとした仮想通貨に流れ込んできているというのが大筋のストーリーのようです。
2018年初にあったコインチェックのNEM流出事件を皮切りに仮想通貨は終わったものという論調が一部で見られましたが、世界的に見てみるとビットコインの価値は健在のようです。
有事の際のビットコイン?
今までは有事の際はゴールドを買えというのが通説で、リーマンショックの際などは金が非常に買われましたが、現時点でゴールドはあまり買われていないように見えます。
まだ検証はできないですが、有事の際のゴールドというのも少し古い通説になりつつあり、ビットコインが成り代わってるのでは?と仮説が立てられます。
今後仮に仮想通貨ETFの承認といった大きなイベントがあったり、局地的な市場の不安定さが増すと更に価格が上がっていくかもしれません。
2017年末から2018年にかけての異様なバブルがまた見れるのかどうかはわかりませんが、それに期待して買う人も少なからずいそうですね。
2017年中旬には、仮想通貨を買わない奴は馬鹿と言わんぐらいの勢いでさまざまなマスメディアで仮想通貨が紹介されていました。円をアベコインと揶揄する輩すらも出る始末でまぁ異様な光景でした。
一方で、一部の株式投資家は懸命な投資家はバブルに乗っかる投資はしないと言っていましたが、昨今の株式の乱高下を見て一喜一憂する姿を見てなんだかなぁと感じたものです。
とまぁそんな話はどうでもいいですが、仮想通貨やそれを支える基幹技術であるブロックチェーンはハイプサイクル上は過度な期待のピークを過ぎ、幻滅期から啓蒙活動期に移ってきています。
ハイプサイクルが仮想通貨の価格に影響するのかはわかりませんが、一般的な認識はそのような形になってきているので過度な期待は禁物だとは思っています。
ただ、冒頭述べたように有事の金から有事のビットコインに遷移してきていると仮定出来るのなら、ある種VIX指数のように使うこともできるようになるとも考えられるので、そういった着目点でも今後仮想通貨の動向に注目していきます。
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