ツクルバ上場!アカツキの身入りを計算してみよう。
2019年6月28日にアカツキのプレスリリースとして「出資先である株式会社ツクルバの東証マザーズへの上場承認 及び株式所有方針に関するお知らせ」が発表されました。
アカツキの投資第1号の企業が上場企業となったということで非常に嬉しいニュースです。ツクルバにはアカツキだけではなく、PKSHA technologyのキャピタル会社も投資を行っているようです。
ツクルバとは?
ツクルバは、日本全国に展開する会員制シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」、人が集まる機会と場所を提供する貸切型飲食店「365+(サンロクゴプラス)」、中古住宅の流通を促進する不動産のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ)」などを展開しています。
アカツキライブエンターテイメントのアソビルにも展開し、人気を博している「DAIGOMI」ですが、元々ツクルバの業態で、同じくアソビル内にショートストーリーを展開するなどアカツキとの関係性は良好です。
恐らくアソビル内の装飾もツクルバ主導なのかな?と思っています。
アカツキの身入りは?
アカツキのツクルバへの投資は2015年2月25日まで遡ります。アカツキがマザーズに上場する前の話ですね。
さてアカツキのプレスリリースには以下の記載がありました。
1.当社の所有株式数および所有割合
(1)現在の所有株式数:624,000 株
(2)売出し予定株数:450,000 株
(3)上場に伴う募集株式発行後および当社売出し後の所有株式数:174,000 株
アカツキの株の取得価格が1105円で、IPO売出価格が2050円とのことです。
単純に計算してみると約4.5億程度の特別利益になるものと推察されます。
アカツキの営業利益と比較するとそこまでインパクトのある数字ではありませんが、投資関連に伴う特別損失を2期連続で計上してきたので、そこが利益化に成功した点については大いに評価できるでしょう。
DELISH KITCHENを運営するdelyやVR、XRの急先鋒であるTYFFON、人口流れ星を行なっているALE、小橋さん率いるLeaRなど投資先のバリエーションも様々で今後のユニコーン化も期待したいところです。
アカツキの動向だけでなく、投資先の動向も要チェックしていきます。