株式運用

2018年は戌笑う相場のはずが、戌も食えない相場に

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相場の格言に、干支にちなんだものがあります。

「辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)はつまづき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。」

2018年は、戌年なので戌笑う相場のはずですが、年初から一切笑えない状況が続いています。

去年は酉年で、格言通りにいけば騒ぐ相場、つまり荒れ相場になるはずでした。また、7のつく年は不吉なことが起きる、これもまた荒れ相場になることを示唆していると言われていました。

でも蓋を開けてみれば、2017年はゴルディロックス相場と言われ、買いに走れば、誰でも儲かるような相場となりました。
まるで2017年の相場格言と2018年の相場格言が逆転しているかのような。

仮想通貨は顕著で、仮想通貨民は円のことを「アベコイン」などと揶揄するほどでした。

2018年は年初からいろいろありすぎて枚挙に暇がない状況ですが、仮想通貨はボロボロ。新興株もだいぶやられている状況。私の保有銘柄もメタップスを筆頭にクックパッド、シャープ、ユーグレナ、船井電機とも全滅の様相です。

TOKYOBASEとアカツキの含み益もぐんぐん減っています。

戌も食えない相場、荒れ相場

2018年年初は荒れ相場です。これを否定する人は誰一人いないでしょう。

昨日もFacebookの顧客情報流出問題に端を発してダウ平均、ナスダックともに軟調です。

2016年も中国の株価下落、ブレグジットの荒れ、トランプ相場の大荒れ。
その時の荒れ相場も今振り返ればただのノイズだったのですが、当事者からすると2016年の荒れ相場はノイズだ!言ったらなんて憚られますね。

仮に一般的に言われる2017年の荒れ相場と2018年の相場に逆転しているのだとすれば今年は一年通して波乱の年、ということになるのかもしれません。はたまた一年を通してみればこの荒れ相場もノイズに変わるのか。

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