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優待生活を送るために必要な資金を計算してみた!【家族での外食代から始める】

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優待生活を送るために必要な資金を計算してみた!【家族での外食代から始める】

優待生活を送るために必要な資金を計算してみた!

導入ステップ:まずはここから

ステップ1:まずは「家族での外食代を優待でカバー」から

月の外食費が2万円だとしたら、その半分の1万円を優待でカバーすることを目標にしてみてはどうでしょう?これなら年間120,000円の優待価値で、額面ベースで約15万円。必要投資額は約750万円です。

それでも大きな金額ですが、6,975万円と比べれば現実味が出てきますよね。しかも、マクドナルドやファミレス系の優待なら、子どもも喜んでくれるので一石二鳥です!

ステップ2:娯楽費の一部もカバーしてみる

外食費での優待活用に慣れてきたら、今度は家族でのお出かけ費用(映画、遊園地、水族館など)にも優待を活用。月5,000円程度でも、年間6万円の節約になります。

ステップ3:徐々に対象を拡大

食材購入(イオンなどのスーパー系優待)、日用品(ドラッグストア系優待)、そして汎用性の高いQUOカード系優待など、少しずつ投資額を増やしながら、優待でカバーする生活費の範囲を拡大していくイメージです。

1. はじめに:インフレ時代だからこそ、優待生活が気になる!

皆さん、こんにちは!投資ブロガーの〇〇です。(←ここに自分の名前やブログ名を入れようかな)

最近、スーパーに買い物に行くたびに「また値上がりしてる…」ってため息が出ませんか?お米は10kg3,000円を超えることも珍しくないし、パンも牛乳も、子どもの大好きなお菓子まで、気がつけばじわじわと値段が上がってますよね。我が家も3人家族なので、この物価上昇は本当にきついです…。

そんな中でふと思ったのが、「株主優待だけで生活できたら、このインフレの影響を少しでも和らげられるんじゃない?」ということ。あの桐谷さんのように、自転車を爆走させて優待券を使いこなす姿を見ていると、「いいなあ、私もいつか…」なんて憧れちゃいます。

でも、実際問題、ファミリー世帯が優待生活を送るには、どれくらいの資金が必要なんだろう?漠然とした憧れだけじゃなくて、ちゃんと数字で見てみたい!そう思って、今回、本気で「ファミリー向け優待生活に必要な資金」を計算してみることにしました。

この記事では、私の独断と偏見(と、ちょっとしたデータ)に基づいて、3人家族での優待生活のリアルなシミュレーションをお届けします。計算過程もちゃんと公開するので、「なるほど、こんな風に考えるのか!」って思ってもらえたら嬉しいな。優待生活に興味があるけど、具体的にどうすればいいか分からない…って方の参考になれば幸いです!

2. 優待生活ってどんな生活?定義と前提条件

2.1. 優待生活の定義

「優待生活」と一口に言っても、その定義は人それぞれかもしれません。桐谷さんのように、本当に現金を使わずに優待だけで暮らすのは、正直かなりハードルが高いですよね。私は、もう少し現実的なラインで考えてみました。

私の考える「優待生活」とは、株主優待で生活費の大部分を賄い、現金支出を極力抑える生活のこと。つまり、食費や日用品、交通費、娯楽費など、日々の生活で発生する費用を優待でカバーできたら、それはもう立派な「優待生活」なんじゃないかな、と。

もちろん、住居費や光熱費など、優待では賄いきれない部分もあるので、そこは現金で支払うことになります。でも、優待で浮いたお金を貯蓄に回したり、別の投資に回したりできたら、それはそれで素晴らしいことですよね!

2.2. シミュレーションの前提条件

  • 家族構成:夫婦+子ども1人の3人家族
  • 優待で賄う費目:食費(外食・自炊の一部)、交通費、娯楽費、被服費・美容費、日用品費(QUOカード等)
  • 現金で賄う費目:住居費、水道光熱費、通信費(今回は現金扱い)、社会保険料、税金 等
  • 優待の実勢価値:額面の 80% として評価
  • 想定利回り:優待+配当の合計で年 3.5%(うち優待 2% を想定)

3. 優待生活で賄いたい!月々の生活費を分解してみた

3.1. 一般的な3人家族の生活費(ざっくり版)

費目月額(目安)
食費70,000円
住居費90,000円
水道光熱費18,000円
通信費12,000円
交通費15,000円
娯楽費・交際費35,000円
被服費・美容費20,000円
教育費25,000円
その他雑費20,000円
合計305,000円

※地域・家族構成・年齢によって大きく変わります。ここでは目安としてのモデル値です。

3.2. 優待で賄える費目と、その見積もり

  • 食費(外食・自炊の一部):月40,000円分
  • 交通費:月8,000円分
  • 娯楽費・交際費:月20,000円分
  • 被服費・美容費:月10,000円分
  • その他雑費(日用品・教育費の一部など):月15,000円分

優待で賄える合計金額:月93,000円

4. いざ計算!優待生活に必要な資金はいくら?

4.1. 年間で必要な優待価値

月93,000円 → 年間 1,116,000円 の優待価値が必要。

優待の実勢価値を額面の80%で見積もると、額面ベースでは 1,395,000円(=1,116,000 ÷ 0.8)。

4.2. 優待利回りの現実的な水準を考える

平均優待利回り 2% と仮定すると、必要投資元本は 6,975万円(=1,395,000 ÷ 0.02)。

4.3. 配当金も含めて考えてみる

優待2%+配当1.5%=合計3.5%と仮定しても、優待分2%の前提は同じため、必要資金は6,975万円のまま。配当は別途キャッシュ収入として有効。

4.4. もう少し現実的なパターンも考えてみよう

パターン2(ハーフ優待生活):月50,000円 → 年間600,000円 → 額面750,000円 → 必要資金 3,750万円

パターン3(プチ優待生活):月30,000円 → 年間360,000円 → 額面450,000円 → 必要資金 2,250万円

5. 実際の優待銘柄で検証してみた!

5.1. ファミリー向け食費をカバーする優待銘柄(例)

  • 日本マクドナルドホールディングス(2702)
  • すかいらーくホールディングス(3197)
  • くら寿司(2695)
  • イオン(8267)
  • コスモス薬品(3349)

5.2. ファミリー向け娯楽系をカバーする優待銘柄(例)

  • オリエンタルランド(4661)
  • 東映(9605)
  • サンリオ(8136)
  • よみうりランド(9671)
  • 図書印刷(7913)

5.3. 汎用性の高い優待銘柄(例)

  • イオン(8267)
  • ビックカメラ(3048)
  • 各種QUOカード銘柄

6. 現実的な優待生活への道筋を考えてみた

6.1. 段階的なアプローチ

ステップ1:食費の半分(例:35,000円の半分=17,500円)を優待でカバー → 年間210,000円(額面約26万円) → 必要資金 約1,300万円

ステップ2:娯楽や日用品にも範囲拡大(徐々に投資額を増やす)

ステップ3:最終的に月4万円程度の優待価値を目指す 等

6.2. 優待生活の副次的なメリット

  • 企業研究が進み投資の勉強になる
  • 新しいサービスとの出会いが増える
  • 計画的にお金を使うようになる
  • 株主として企業を応援する実感が持てる

6.3. 注意点とリスク

  • 株価変動・優待廃止リスク
  • 優待を使い切れない・期限切れリスク
  • 業種偏りによるポートフォリオリスク

7. まとめ:優待生活は夢じゃない!でも計画的に

7.1. 計算結果のおさらい

  • 月43,000円の優待価値 → 必要投資額 約3,225万円
  • 月25,000円の優待価値 → 必要投資額 約1,875万円
  • 月17,500円の優待価値 → 必要投資額 約1,300万円

7.2. それでも優待生活を目指す価値はある!

月1〜2万円のカバーでも家計には大きなプラス。楽しみながら少しずつ積み上げていくのがコツ。

7.3. 私の今後の計画

まずは年間50万円程度の投資からスタートして、徐々に拡大。将来の「今月は優待でこんなに節約できました!」記事を目指していきます。


※本記事の計算は筆者の仮定に基づく試算です。投資判断は自己責任でお願いします。株式投資には価格変動・優待廃止等のリスクがあります。